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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科4巻3号

1969年03月発行

文献概要

論述

四肢の先天性血管奇形(1)

著者: 東博彦1 伊藤維朗1 立石昭夫1

所属機関: 1東京大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.169 - P.179

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はじめに
 先天性血管奇形は一般に頭部,顔面,躯幹に多く,四肢には比較的稀とされているが,1960年から1967年の過去8年間にわれわれが経験した症例は約100例に及んでいる.この数は従来の報告に比べてかなり多く,しかも整形外科領域での血管奇形についての総括的な報告はいまだ見当らないので,主に臨床的立場から,まず分類を中心として検討を加え,更に血管奇形と骨変化の関係,全身循環系にも影響を及ぼす場合のある先天性動静脈瘻の病態生理,診断および治療上重要な血管造影と血管像などについて簡単に総括し,ついで各群の血管奇形の臨床的特徴や治療について言及したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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