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論述
Ducroquet脊椎牽引矯正装具を応用せる側彎症の治療
著者: 竹光義治1 杉岡洋一1 森久喜八郎1 多田俊作2 石川巌2
所属機関: 1九州大学医学部整形外科学教室 2佐賀整肢学園
ページ範囲:P.421 - P.427
文献購入ページに移動structural scoliosisの治療は,まず保存的療法,すなわち,矯正体操訓練,自動的他動的脊柱牽引により側彎位拘縮をmobilizeし,能動訓練により脊柱支持筋力を増し,かつ呼吸運動練習により肺機能増加を図り,矯正位をcorset,brace,plaster jacketなどにより保持することであるが,更にこれらによつてもなお進行し,矯正位保持の困難な症例には10〜12歳を過ぎた思春期増悪期に固定術を施すことが一般に行なわれてきた.
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