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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科4巻6号

1969年06月発行

文献概要

検査法

Ca出納の検査法

著者: 司馬正邦1

所属機関: 1東京大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.453 - P.458

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 1945年Reifenstein, Albright & WellsによつてMassachusetts General HospitalのResearch Wardにおいておこなわれている無機塩類についてのMetabolic Balance Study(出納試験)の詳細についての論文8)が発表されて以来,この方法はこの種の出納試験の模範として各国の研究者によつて採用されてきた.この方法の原理は要するに,摂取された成分と尿中および便中に排泄された成分をそれぞれ測定することによつて,体中に蓄積されあるいは減少した成分の量(出納)を知ろうということであり,整形外科領域においては骨粗鬆症・骨軟化症・副甲状腺機能亢進症・クッシング症候群などの骨代謝・内分泌疾患の骨塩動態を知る手掛りとして重要な検査法の一つとされ,数多くの研究報告がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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