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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻1号

2005年01月発行

文献概要

連載 医者も知りたい【医者のはなし】 12

新しい血圧測定法を確立した医師コロトコフ

著者: 木村專太郎1

所属機関: 1木村専太郎クリニック

ページ範囲:P.62 - P.65

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 1905年12月8日に,ロシアのペテルスブルグの陸軍軍医で血管外科医であったコロトコフは,心臓の収縮期と拡張期の血圧を聴診器で測る新しい血圧測定法を発表した.99年前のことである.その後この血圧測定法は世界中に普及した.現在では医師,看護師,救急救命士,その他の一般の人々も,収縮期(最大)血圧と拡張期(最低)血圧を測定することは,日常茶飯事である.血圧測定時に聞こえる動脈の拍動音をコロトコフ音ということも知っている.このように日常医療で大切なこと発見したコロトコフとは,どのような医師であったかをここに紹介したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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