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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻10号

2005年10月発行

文献概要

誌上シンポジウム 関節鏡を用いた腱板断裂の治療

鏡視下腱板修復術と直視下腱板修復術の比較

著者: 井手淳二1

所属機関: 1熊本大学大学院医学薬学研究部感覚運動医学講座運動骨格病態学分野

ページ範囲:P.1083 - P.1087

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 鏡視下腱板修復術50例のJOAスコア,UCLAスコアを直視下手術50例のそれと比較検討した.術後経過観察期間は平均49カ月(25~83カ月)であった.両群間で,性別,年齢,断裂の大きさ,外傷歴,罹病期間,術前スコアに有意差はなかった.術後JOAスコア,UCLAスコアは両群とも有意に改善し有意差は認めなかった.大・広範囲断裂の成績は小・中断裂のそれより劣っていたが,術式による差はなかった.鏡視下腱板修復術の成績は直視下腱板修復術と同等であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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