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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻10号

2005年10月発行

文献概要

誌上シンポジウム 関節鏡を用いた腱板断裂の治療

不全断裂に対する鏡視下手術

著者: 能瀬宏行1 中川照彦1 平塚建太郎2 多嶋佳孝1 杉原隆之3

所属機関: 1同愛記念病院整形外科 2圭春会小張病院整形外科 3東京医科歯科大学整形外科

ページ範囲:P.1089 - P.1093

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 腱板不全断裂(partial rotator cuff tear:PRCT)に対する手術治療は,現在においても様々である.今回われわれは,鏡視下腱板修復術手術(arthroscopic rotator cuff repair:ARCR)を行った10例について短期術後成績をまとめた.JOAスコアは術前平均66.7点から術後平均95.9点と有意な改善を認め,PRCTに対するARCRは有用であると考えられた.また,50%を超える深い不全断裂では,鏡視下手術においても腱板修復を行ったほうがよいと考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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