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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻10号

2005年10月発行

文献概要

誌上シンポジウム 関節鏡を用いた腱板断裂の治療

関節鏡視下腱板修復術後のスポーツ復帰

著者: 瀧内敏朗1

所属機関: 1札幌スポーツクリニック

ページ範囲:P.1103 - P.1107

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 スポーツ愛好者の肩腱板断裂に対して行った関節鏡視下腱板修復術(ARCR)の術後スポーツ復帰状況について調査した.傷害以前からスポーツを行っており,術後1年以上の経過観察が可能であった61例66肩を調査したところ,60例(98%)が傷害前の種目への復帰を果たしており,復帰の程度は完全復帰が58例(95%),不完全復帰が2例(3%),復帰不可が1例(2%)と良好な結果が得られていた.本法は低侵襲に的確な治療を行うことが可能であり,復帰を望むスポーツ愛好者に対して大変有用な方法と思われた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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