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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻10号

2005年10月発行

誌上シンポジウム 関節鏡を用いた腱板断裂の治療

修復できない広範囲腱板断裂に対する鏡視下手術(デブリドマン)

著者: 緑川孝二1 本荘憲昭1

所属機関: 1川浪病院整形外科

ページ範囲:P.1109 - P.1113

文献概要

 腱板完全断裂に対する外科的治療は,腱板修復が第一選択である.しかし,実際に腱板修復術を試みても,修復が不可能のことも経験する.また,高齢者で痛みは強いものの挙上可能な症例をよく経験する.このような症例は痛みをとることが患者の満足につながり,必ずしも腱板修復の必要はないと考え,鏡視下デブリドマンを行っている.適応を選択すれば,よい結果を得ることができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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