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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻10号

2005年10月発行

文献概要

臨床経験

反復性膝蓋骨脱臼に対する内側膝蓋大腿靱帯再建術後長期経過した5例の検討

著者: 井上元保1 野村栄貴2

所属機関: 1伊勢原協同病院整形外科 2川崎市立川崎病院整形外科

ページ範囲:P.1143 - P.1148

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 対象は反復性膝蓋骨脱臼に対し内側膝蓋大腿靱帯(以下MPFL)再建術を施行後の長期経過を調査できた5例5膝で,手術時平均年齢は30.8歳,術後調査期間は平均11.8年であった.術後成績の評価では,Kujala scoreが術前平均66.2点から術後94.4点に改善し,Crosby and Insall法ではexellent 3膝,good 2膝であった.単純X線像では,全例膝蓋大腿関節の適合性は良好で,変形性変化の進行も見られなかった.今回の結果は本術式の長期にわたる有効性と安全性を示すものと考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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