icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻10号

2005年10月発行

文献概要

臨床経験

背側転位型橈骨遠位端骨折に対する掌側ロッキングプレート固定の治療成績

著者: 森谷浩治1 斎藤英彦1 高橋勇二1 大井宏之1

所属機関: 1聖隷浜松病院手の外科マイクロサージャリーセンター

ページ範囲:P.1155 - P.1158

文献購入ページに移動
 Condylar stabilizing法を施行した背側転位型橈骨遠位端骨折31例31骨折を対象にX線形態計測,自動関節可動域,握力の推移について調査した.尺側傾斜,掌側傾斜,尺骨変異の整復位損失は,0.2°,0.7°,0.8mmであった.術後12週までに手関節背屈は健側比87%,掌屈81%,回外91%,回内95%,握力79%に回復した.手関節尺側部痛を7例に認めた.TFCC損傷が原因と考え,手関節鏡でDRUJ不安定性を生じさせるようなTFCC損傷の有無を確認している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら