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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻11号

2005年11月発行

文献概要

誌上シンポジウム 整形外科疾患における骨代謝マーカーの応用

関節リウマチにおける骨代謝マーカー

著者: 桃原茂樹1

所属機関: 1東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター・整形外科

ページ範囲:P.1193 - P.1198

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 関節リウマチ(RA)における生化学的マーカーには,赤沈,CRP,リウマトイド因子やMMP-3,抗CCP抗体など様々なマーカーが臨床応用されている.骨代謝マーカーは骨粗鬆症などに使用されているが,RAでは骨破壊や特有の続発性骨粗鬆症の病態を呈することからRAでの骨代謝マーカーの測定意義は大きい.つまりRAでは,全身性および局所の骨量減少,続発性骨粗鬆症,骨折,局所の関節での骨びらんなど様々な骨の病態を呈するが,臨床症状や炎症性のパラメーター,画像のみでは定量や鋭敏さに欠ける.そこで,骨代謝マーカーが骨・関節の状態を知るうえで有用になってくる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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