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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻11号

2005年11月発行

文献概要

誌上シンポジウム 整形外科疾患における骨代謝マーカーの応用

骨粗鬆症における骨代謝マーカーの適正使用

著者: 市村正一1 長谷川雅一1 宮本隆1 里見和彦1 朝妻孝仁2

所属機関: 1杏林大学医学部整形外科 2防衛医科大学校整形外科

ページ範囲:P.1219 - P.1223

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 ビスフォスフォネートの骨吸収抑制効果はアレンドロネートとリセドロネートがほぼ同等で,投与3カ月でほぼプラトーに達し,尿中NTXは約50%低下していた.エチドロネートはやや劣り,3カ月では約35%の低下で,プラトーに達するのは6カ月後であった.また最小有意変化を超える症例はアレンドロネートとリセドロネートでは3カ月で約80%,6カ月では約90%であったが,エチドロネートではそれぞれ50%,82%であった.骨代謝マーカーは早期の治療効果判定を可能にし,骨粗鬆症の診療においてもはや必須の検査項目といえる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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