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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻11号

2005年11月発行

文献概要

臨床経験

小児下肢回旋変形に対する経皮的下腿回旋骨切り術の経験

著者: 萬納寺誓人1 亀ヶ谷真琴1 西須孝1 守屋秀繁2

所属機関: 1千葉県こども病院整形外科 2千葉大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.1243 - P.1250

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 小児下肢回旋変形に対する下腿遠位での経皮的回旋骨切り術について報告する.症例は5例8肢(内旋歩行1例2肢,外旋歩行1例1肢,二分脊椎に伴う下肢内旋変形3例5肢)である.これらの症例に対してドリルを用いたcorticotomyとKワイヤー固定による下腿遠位での経皮的回旋骨切り術を行った.手術時年齢は9~14歳(平均11歳)であった.全症例で矯正に伴い立位姿勢,歩容の改善を認め,重篤な合併症はなかった.われわれが用いた経皮的回旋骨切り術は簡便であり手術創も小さく美容的観点からも優れた手術法と思われた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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