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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻11号

2005年11月発行

文献概要

臨床経験

神経障害性脊椎症に対する手術的治療

著者: 須田義朗1 塩田匡宣1 河野仁1 町田正文1 山岸正明1 斉藤正史2

所属機関: 1独立行政法人国立病院機構村山医療センター整形外科 2慶友整形外科病院

ページ範囲:P.1251 - P.1256

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 神経障害性脊椎症は痛覚や固有知覚の欠如により,繰り返される外力によって脊椎に高度の不安定性と破壊が生じる疾患である.われわれは本疾患の6例に対して手術的治療を行った.手術においては,前方より病巣掻爬と自家骨移植を行い,後方より強固なinstrumentationによって固定を行うのが原則である.骨破壊が軽度であれば,後方椎体間固定術によっても対処できる.また,神経障害性脊椎症に感染を伴った2例を経験した.不安定性が強く,感染を伴っている症例には,脊椎創外固定が有用であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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