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最新基礎科学/知っておきたい
DC-STAMP
著者: 八木満1 宮本健史1 須田年生2 戸山芳昭1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部整形外科 2慶應義塾大学医学部発生・分子生物学
ページ範囲:P.1314 - P.1316
文献購入ページに移動破骨細胞は造血幹細胞に由来し,単球/マクロファージと共通の前駆細胞に分化した後,骨芽細胞からのサイトカインM-CSF(マクロファージコロニー刺激因子)の刺激によりRANK(receptor activator of NFκB)受容体を発現し,続くRANKLの刺激により単核の破骨細胞に分化する.単核の破骨細胞が細胞融合を起こすことで,時に100核以上の巨大な多核の成熟破骨細胞が形成されることが知られている1,7)(図).
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