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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻12号

2005年12月発行

文献概要

臨床経験

腰椎椎間板ヘルニアに対するmicroendoscopic discectomyの手術成績と合併症について

著者: 小峰伸彦1 新屋陽一1

所属機関: 1友仁山崎病院

ページ範囲:P.1331 - P.1333

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 2002年7月から2004年9月までにMED法を行った40例を対象に,手術時間,JOAスコア,術後鎮痛剤使用の有無,在院日数,合併症・再発の有無を調査検討した.手術時間は平均97.0分を要したが,JOAスコアの改善率は93.7%と良好であり,術後鎮痛剤使用率は22.5%と少なく,在院日数も5.4日と短かった.合併症は初期に硬膜損傷とヘルニアの早期再発を,後期に多量出血を認めた.MED法は低侵襲で良好な手術成績を上げることができるが,技術レベルに応じた合併症の存在に注意すべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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