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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻3号

2005年03月発行

文献概要

視座

再生医療としての骨切り術

著者: 帖佐悦男1

所属機関: 1宮崎大学医学部整形外科

ページ範囲:P.229 - P.230

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 先端医療の分野では,ゲノム医療と再生医療が注目を集めています.50兆円という巨大市場をねらって多くのベンチャー企業が国内外に出現しています.再生医療研究は,1998年の米国におけるヒト胚性幹(ES)細胞株の樹立,2003年4月14日のヒトゲノム解読完了が契機となり,一層盛んになってきました.

 日本再生医療学会によると「再生医療」とは,「機能障害や機能不全に陥った生体組織・臓器に対して,細胞を積極的に利用してその機能の再生をはかるもの」と説明されています.整形外科の分野では,関節軟骨,骨,神経や椎間板など運動器にかかわるすべての組織の再生が試みられており,将来は,再生した組織や臓器の移植が可能になることが期待されています.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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