icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻3号

2005年03月発行

文献概要

総説

加齢と骨変化

著者: 山崎聡1 増原建作1 清野佳紀2

所属機関: 1大阪厚生年金病院整形外科 2大阪厚生年金病院小児科

ページ範囲:P.257 - P.264

文献購入ページに移動
 骨粗鬆症における問題点は,高齢者の自立を阻害する脊椎圧迫骨折や大腿骨頚部骨折である.このような骨折を予防するためには,成長期における骨量を増加させ,できるだけ高い最大骨量を獲得することが重要である.小児期の予防対策と退行期骨粗鬆症に対する早期診断と治療が,患者のQOL低下を防止すると考えられる.骨粗鬆症に対しては原則として薬物療法を行い,骨量や骨代謝マーカーをモニタリングしながら,個々の症例に対して有効性のある薬剤をできるだけ長期間継続することが望ましい.本稿では小児期の骨変化にも着目し,加齢と骨変化について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら