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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻6号

2005年06月発行

文献概要

誌上シンポジウム 脊柱短縮術

胸腰椎破裂骨折に対する脊柱短縮骨切り術―荷重分担分類による選択

著者: 石橋賢太郎1 中村聡1 小川真司2 田中靖久3 国分正一3

所属機関: 1国立病院機構仙台医療センター整形外科 2国立病院機構西多賀病院整形外科 3東北大学医学部整形外科

ページ範囲:P.639 - P.645

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 胸腰椎破裂骨折に対する新しい後方の術式として脊柱短縮骨切り術を考案し,2椎間固定で行っている.荷重分担分類で7点以上の症例の術式は,破裂椎の前方の高さに合わせて椎弓根基部から隣接上位と下位の椎間関節を全て切除する.前方が上位椎と破裂椎を椎体どうしで,後方が2椎間の後側方固定で骨癒合させるものである.一方,6点以下の症例の術式は,骨切り範囲を破裂椎の椎弓根の上半分と隣接上位の椎間関節のみにする.上位椎とは椎体どうしで,下位椎とは椎間関節固定で骨癒合させるものである.さらに2椎間の後側方固定を追加する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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