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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻6号

2005年06月発行

文献概要

論述

握力測定姿勢・肢位の違いによる握力値と再現性の検討

著者: 渡邉忠良1 金内ゆみ子1 井田英雄1

所属機関: 1山形県立総合療育訓練センター整形外科

ページ範囲:P.665 - P.671

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 目的:立位・坐位,肘伸展・肘90°屈曲における握力値と再現性について検討した.方法:成人健常男女各20名を対象とし,Smedley式握力計を用い,立位肘伸展,立位肘90°屈曲,坐位肘伸展,坐位肘90°屈曲の姿勢で,各3回握力値を計測した.結果:女性非利き手を除き,握力値は男女とも立位肘伸展位が坐位肘90°屈曲より高値を示し,再現性は,異なった姿勢・肢位での測定より,同一姿勢・肢位で高値であった.結語:再現性の高めるためには同一姿勢,肢位での握力測定が必要と考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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