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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻6号

2005年06月発行

文献概要

整形外科/知ってるつもり

複合性局所疼痛症候群 complex regional pain syndrome:CRPS

著者: 真下節1

所属機関: 1大阪大学大学院医学系研究科

ページ範囲:P.686 - P.687

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 複合性局所疼痛症候群(CRPS,complex regional pain syndrome)は神経因性疼痛の1つに分類され,神経損傷や骨,筋肉組織の傷害によって引き起こされる知覚神経,運動神経,および自律神経・免疫系の病的変化によって発症する慢性疼痛症候群である(図1).CRPSにはtypeⅠとtypeⅡがあり,以前からそれぞれ反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)とカウザルギーと呼ばれていたものである.CRPSは症候群であり,その診断は次に示すような国際疼痛学会(IASP)の診断基準を満たすかどうかによってなされる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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