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国際学会印象記
第5回日米加欧整形外科基礎学会合同会議に参加して
著者: 福士純一1
所属機関: 1九州大学医学部整形外科学
ページ範囲:P.688 - P.689
文献購入ページに移動バンフのシンボルといえば,中世ヨーロッパの古城のような外観のフェアモントスプリングスホテル,そのホテルのカンファレンスセンターが今回の会場でした(図1).今年の学会は,4つのシンポジウムに,4つのワークショップ,20のセッションが企画されました.シンポジウムは毎日午前中に大会場にて開催され,それぞれtendon to bone healing,intervertebral disc degeneration,cartilage repairそしてhip fractureというテーマで講演がなされ,大変に有意義でありました.ワークショップは,初日,3日目の午後に2つずつ行われ,mesenchymal stem cells,implant loosening,computer assisted orthopaedic surgeryそしてbiomarkersという4つのテーマについての最新の話題を含んだ討論が行われました.またセッションにおいては,関節形成術,バイオメカニクス,変形性関節症,骨折治癒,摩耗,ティッシュエンジニアリング,幹細胞,椎間板といった様々な領域での研究発表がなされました.日本からはシンポジウムとワークショップにそれぞれ1題ずつ,セッションに14題が採用されていました.
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