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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻7号

2005年07月発行

文献概要

器械

Pin-sleeve systemを用いたtension band wiring法の経験

著者: 武村康1 江成勝1 朝倉靖博1 永井英1 山口重貴1 権藤宏2

所属機関: 1昭和大学藤が丘病院整形外科 2横浜新都市脳神経外科病院

ページ範囲:P.779 - P.783

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 目的:Tension band wiring法は骨端部の筋,靱帯付着部の骨折に対する優れた骨接合法として広く普及している.しかし,内固定材による様々な合併症の問題は未解決であり,治療に難渋することも少なくない.そこでわれわれはpin-sleeve systemを用いた骨接合術を行ったところ良好な成績を得たので報告する.対象:2001年2月から2004年5月までの間に当科においてpin-sleeve systemを用いて手術を施行した症例は肘頭骨折4例,足関節果部骨折15例,および膝蓋骨骨折5例であった.結果:X線学的評価では全例骨癒合は良好に得られた.また,pinの逸脱は1例も認めなかった.結語:Pin-sleeve systemは有用なimplantと思われた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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