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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻8号

2005年08月発行

文献概要

誌上シンポジウム 整形外科におけるリスクマネジメント

骨関節疾患におけるリスクマネジメント

著者: 青田恵郎1 菊地臣一1 矢吹省司1 平岩幸一2

所属機関: 1福島県立医科大学医学部整形外科 2福島県立医科大学医学部法医学

ページ範囲:P.883 - P.891

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 一般的に骨関節疾患は,そのほとんどが慢性の経過をとる疾患のため予後良好である.しかし,いったん重篤な合併症が併発した場合には,医師に要求される法的な責任は大きい.そのため自己決定権を重視したインフォームド・コンセントを徹底することが必要である.特に手術療法では,厳格な説明義務が求められ,個々の患者に対応した治療法の選択枝や選択した治療法の危険性,利害得失,および代替療法についての説明などは必須である.また,患者との信頼関係を築き,EBMに基づいた診療行為,および合併症発生時の早急な対応が不可欠である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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