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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻9号

2005年09月発行

文献概要

論述

後方侵入脊椎内視鏡視下手術の短期成績と問題点

著者: 生田光1 田中孝幸1 合志光平1 有馬準一1 中野壮一郎1 佐々木宏介1 楊昌樹1 深川真吾1 大賀正義1

所属機関: 1広島赤十字・原爆病院整形外科

ページ範囲:P.989 - P.997

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 後方侵入脊椎内視鏡視下手術(MED法)を施行した190例を対象に術後短期成績と問題点について検討した.腰椎椎間板ヘルニア89例,腰部脊柱管狭窄症92例,頚部神経根症・脊髄症9例であった.術後平均1.5年時のJOAスコアの平均改善率はそれぞれ82%,73%,79%であり,良好な成績が得られていた.術中・術後合併症を20例に認め導入初期例で多く発生したが,手技の向上および合併症対策により改善された.MED法は腰椎椎間板ヘルニアのみならず腰部脊柱管狭窄症や頚部神経根症・脊髄症にも応用可能な術式である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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