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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科40巻9号

2005年09月発行

文献概要

症例報告

Léri-Weill dyschondrosteosisの2症例

著者: 辻井雅也1 西山正紀1 二井英二1 川口篤2 加藤秀一3 平田仁4 内田淳正4

所属機関: 1三重県立草の実リハビリテーションセンター整形外科 2川口整形外科 3三重県立総合医療センター整形外科 4三重大学医学部整形外科学講座

ページ範囲:P.1053 - P.1057

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 Léri-Weill dyschondrosteosis(LWD)は両側性のMadelung変形と中間肢節の短縮を特徴とする比較的稀な骨系統疾患である.今回,男女1人ずつのLWDを経験した.19歳の男性と34歳の女性である.近年,LWDにおけるMadelung変形などの四肢骨病変にエストロゲンが関与する可能性が報告されている.本症例においてもMadelung変形の程度は女性例で強く,それに伴う手関節痛は思春期に初発していた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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