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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科41巻3号

2006年03月発行

文献概要

整形外科/知ってるつもり

痛点ストレッチ

著者: 宗田大1

所属機関: 1東京医科歯科大学大学院運動器外科学

ページ範囲:P.256 - P.259

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■痛点ストレッチとは

 「痛点ストレッチ」とは筆者がつけた造語であり,痛い部位をより痛い方向に圧迫することにより,骨関節系の疼痛を比較的短時間に軽減もしくは消失させる保存的治療法である.圧痛部位には組織の柔軟性の低下や血行不良の存在が推測され,疼痛閾値が低下している.痛点ストレッチにより惹起される痛みに対し,我慢できる範囲で強い圧迫力を用いることが治療法として効果的である(約5kg程度まで).一方,通常の筋肉ストレッチは筋組織を全体として直線的な方向(回旋方向へも伸ばすが)に張力を加える体操である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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