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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科41巻5号

2006年05月発行

文献概要

連載 医者も知りたい【医者のはなし】 19

江戸初期の医師 向井元升(1606-77)―去来の父・益軒の師 その1 元升紹介と江戸初期医学について

著者: 木村專太郎12

所属機関: 1木村專太郎クリニック 2日本医史学会

ページ範囲:P.556 - P.558

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■はじめに

 向井元升は江戸初期において,長崎と京都で活躍した医師である.息子の向井去来は芭蕉の門人であり,父の元升より一般によく知られている.今回はこの向井元升のことと,彼が学んだ後世派の医学のことを書いてみたい.なお元升のことは福岡県医報にも書いているが,内容はかなり異なる.

参考文献

1)京都医師会(編):京都の医学史.思文閣出版,1980
2)古賀十二郎:長崎洋学史3卷.長崎学会(豊名堂印刷),1973
3)若木太一:向井元升著述考―東西文化の接触.雅俗第8号(九州大学文学部),2001
4)長崎市役所内去来顕彰会:向井去来.大日本印刷,1954
5)藤浪剛一:医家先哲肖像集.刀江書院,1936

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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