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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科42巻12号

2007年12月発行

文献概要

連載 確認したいオリジナル・11【最終回】

Pellegrini-Stieda diseaseについて

著者: 鳥巣岳彦1

所属機関: 1九州労災病院

ページ範囲:P.1200 - P.1200

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 Pellegrini(1905)とStieda(1908)の報告に基づくPellegrini-Stieda diseaseは,外傷直後には認められなかった膝関節内側側副靱帯の主に起始部を中心とした石灰化や骨化が,外傷後2~3週を経て生じる疾患であると認識されている.Stiedaは原著の中(824頁)で「自分の症例報告と同じ疾患はKöhlerが既に単行本の中で症例報告している」と認めている.そのKöhlerのX線図譜(1905)が九大医学部図書館に保存されていた.

参考文献

1)Köhler A:Die normale und pathologische Anatomie des Hüftgelenkes und Oberschenkels in Röntgenographische Darstellung. Hamburg, p140, 1905
2)Pellegrini A:Ossificazione traumatica del ligamento collaterale tibiale dell' artcolazione del ginoc-chio sinistro. Clin Moderna 11:433-439, 1905
3)Stieda A:Über eine typische Verletzung am unteren femurende. Arch f klin Chir 85:815-826, 1908

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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