icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科42巻9号

2007年09月発行

文献概要

連載 臨床研修医のための整形外科・9

骨・軟部腫瘍

著者: 高橋正明1

所属機関: 1国立病院機構東京医療センター整形外科

ページ範囲:P.908 - P.913

文献購入ページに移動
 今回は,整形外科医が扱う疾患の中で専門性が高く迂闊に手が出せない骨・軟部腫瘍について説明します.骨腫瘍(①原発性骨腫瘍,②続発性骨腫瘍,③骨腫瘍類似疾患)と軟部腫瘍に分けて話を進めて行きます.

 

*悪性骨・軟部腫瘍は致死性の疾患です!

 一般病院に勤務している整形外科医が悪性骨・軟部腫瘍を疑った時,『いかに早く専門医のいる病院に患者を紹介できるか』が重要な役割となります.自分の病院でMRI検査やCT検査を行ったために,1カ月間紹介が遅れたなんてもってのほかです!悪性腫瘍ではないかと疑ったら,オーベンに相談して早く信頼できる専門病院へ患者を紹介しましょう.

参考文献

1)岩本幸英:外来で見逃さない骨・軟部腫瘍ABC.メジカルビュー,2005
2)中西啓介,杉浦英志,片桐浩久:外科医,一般整形外科医に知ってもらいたい骨軟部腫瘍の知識.地域医療外科系連合会,2003
3)高橋正明(監修):STEP整形外科(第2版).海馬書房,2005
4)戸山芳昭,松本秀夫(編集):整形外科研修マニュアル.南江堂,2004
5)日本整形外科学会診療ガイドライン委員会,軟部腫瘍診断ガイドライン策定委員会編集:軟部腫瘍診断ガイドライン.南江堂,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら