文献詳細
連載 臨床研修医のための整形外科・9
文献概要
今回は,整形外科医が扱う疾患の中で専門性が高く迂闊に手が出せない骨・軟部腫瘍について説明します.骨腫瘍(①原発性骨腫瘍,②続発性骨腫瘍,③骨腫瘍類似疾患)と軟部腫瘍に分けて話を進めて行きます.
*悪性骨・軟部腫瘍は致死性の疾患です!
一般病院に勤務している整形外科医が悪性骨・軟部腫瘍を疑った時,『いかに早く専門医のいる病院に患者を紹介できるか』が重要な役割となります.自分の病院でMRI検査やCT検査を行ったために,1カ月間紹介が遅れたなんてもってのほかです!悪性腫瘍ではないかと疑ったら,オーベンに相談して早く信頼できる専門病院へ患者を紹介しましょう.
*悪性骨・軟部腫瘍は致死性の疾患です!
一般病院に勤務している整形外科医が悪性骨・軟部腫瘍を疑った時,『いかに早く専門医のいる病院に患者を紹介できるか』が重要な役割となります.自分の病院でMRI検査やCT検査を行ったために,1カ月間紹介が遅れたなんてもってのほかです!悪性腫瘍ではないかと疑ったら,オーベンに相談して早く信頼できる専門病院へ患者を紹介しましょう.
参考文献
1)岩本幸英:外来で見逃さない骨・軟部腫瘍ABC.メジカルビュー,2005
2)中西啓介,杉浦英志,片桐浩久:外科医,一般整形外科医に知ってもらいたい骨軟部腫瘍の知識.地域医療外科系連合会,2003
3)高橋正明(監修):STEP整形外科(第2版).海馬書房,2005
4)戸山芳昭,松本秀夫(編集):整形外科研修マニュアル.南江堂,2004
5)日本整形外科学会診療ガイドライン委員会,軟部腫瘍診断ガイドライン策定委員会編集:軟部腫瘍診断ガイドライン.南江堂,2005
掲載誌情報