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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科43巻10号

2008年10月発行

文献概要

連載 小児の整形外科疾患をどう診るか?─実際にあった家族からの相談事例に答えて・18

特発性つま先歩行

著者: 亀ヶ谷真琴1

所属機関: 1千葉県こども病院整形外科

ページ範囲:P.1026 - P.1027

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特発性つま先歩行

 初めてメールをさせていただきます.

 長男3歳1カ月は,歩き始めた当初(9カ月)から今日に至るまで,ピンとしたつま先立ちで歩き,あまり踵を地に着けて歩きません.つま先で歩くのを注意すれば踵を着けて歩きますが,10歩程度で,またつま先歩きに戻るといった感じです.外見的には,全く健常で障害らしき点は見当たらないのですが,初めて診察を受けた整形外科の先生も完全には信じてくださらず,何かの真似をワザとやっているのでは? と判断されました.息子にとっては爪先歩きがスタンダードであり,踵を下ろすほうが不自由そうです.レントゲンなどで骨格の診断を受けたほうが良いのか判断に苦しんでいます.

 何かご教授いただけますようよろしくお願いいたします.

参考文献

1)Hall JE, Salter RB, Bhalla SK:Congenital short tendo calcaneus. J Bone Joint Surg Br 49:695-697, 1967

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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