icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科43巻5号

2008年05月発行

文献概要

連載 臨床研修医のための整形外科・17

単純X線画像読影のポイント

著者: 高橋正明1

所属機関: 1国立病院機構東京医療センター整形外科

ページ範囲:P.484 - P.493

文献購入ページに移動
 単純X線検査は放射線による被曝侵襲を与える検査なので,最低限でも①検査の目的は何か?,②どの部位を特に見たいのか?など,明確な意識をもってオーダーしてください.単純X線画像から多くの情報を得ることができます.しかし,個人の能力によって得られる情報量の差がとても大きいことも事実です.撮影したからには,すみからすみまで穴があくまで読影して,より多くの情報をキャッチしてください.CT検査やMRI検査などでしかわからない情報があることも事実ですが,整形外科医が扱う運動器疾患の基本は単純X線画像の読影です.

参考文献

1)永田見生:頚椎疾患のX線診断と留意点.日脊会誌 18(4):705-716,2007
2)高橋正明(監修):STEP整形外科.第2版,海馬書房,2005
3)戸山芳昭,松本秀夫(編集):整形外科研修マニュアル.南江堂,2004
4)小林 昭(編):整形外科カンファレンス必携.第13版.中外製薬,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら