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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科43巻6号

2008年06月発行

文献概要

座談会

ICD改訂と整形外科医療

著者: 里見和彦1 石名田洋一2 望月一男1 伊藤芳毅3 川上紀明4

所属機関: 1杏林大学 2三鷹病院 3岐阜大学 4名城病院

ページ範囲:P.581 - P.589

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里見 本日お話するICDとは,International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problemsの略で,WHO(世界保健機関)の疾病,傷害および死因統計分類,つまり疾病分類です.過去5回の修正が行われ,1990年にICD-10が決議され,その後も小改訂を繰り返し,現在は2003年版が使われています.各病院の病歴室では,患者さんの退院時にICD-10を使って疾病を分類しています.

 ICDは当初の17章から21章に増え,3桁・4桁分類,大~小分類と,約14,000分類の疾病があります.その中で整形外科疾患については1300番代が「筋骨格系および結合組織の疾患」,1900番代「骨折」,1700番代の「先天性奇形,変形および染色体異常等」があります.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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