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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科44巻2号

2009年02月発行

文献概要

連載 小児の整形外科疾患をどう診るか?―実際にあった家族からの相談事例に答えて・22

片側肥大症(脚長差)

著者: 亀ヶ谷真琴1

所属機関: 1千葉県こども病院整形外科

ページ範囲:P.204 - P.205

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相談例「片側肥大症(脚長差)」

 はじめまして,4月で生後4カ月になる娘の事でご相談したくメールいたしました.

 2カ月過ぎた頃から左右の足の太さの違いが気になり,3カ月になった時に某病院の小児科に電話相談したところ,整形外科を受診してくださいと言われ,視・触診,レントゲンを撮った結果,「どうして太さが違うのかわからない.しばらく様子をみても問題ないと思いますよ」と診断されました.しかし何か隠れた病気でもあるのではと,とても心配です.素人の採寸ですが,ふくらはぎが1cm,ももが1.5cm程右足のほうが太いです.長さは右のほうが長いといえば長いようにみえるのですが,正確にはわかりません.両足ともよく動くのですが,若干右のほうが左に比べ鈍いような気もします.原因はどのようなことが考えられるのでしょうか? このまま何もせず様子をみていて本当にいいのでしょうか? そちらのような専門病院で何か原因があるのかみていただいたほうがいいのかアドバイスいただけたらうれしいのですが….お忙しいところ申し訳ございませんが宜しくお願いいたします.

参考文献

1) Shapiro F:Developmental patterns in lower-extremity length discrepancies. J Bone Joint Surg Am 64:639-651, 1982

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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