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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科44巻4号

2009年04月発行

文献概要

連載 小児の整形外科疾患をどう診るか?―実際にあった家族からの相談事例に答えて・24

反張膝

著者: 亀ヶ谷真琴1

所属機関: 1千葉県こども病院整形外科

ページ範囲:P.386 - P.387

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相談例「反張膝」

 はじめまして.2歳9カ月の娘の母親です.

 4カ月ほど前,娘がびっこを引いたので整形外科を受診したところ,レントゲンの結果から反張膝だといわれました(他の病的症状はまったくありません).結局びっこはその翌日からはなくなって今はありませんが,確かに娘の足は反張気味です.なんとなく違和感はあったのですが,健診でも言われたことはなかったですし,子供ってこんなものかと思っておりました.最近では,結構目立つように思われ,将来のことも考えると治してあげたいと思っています.つきましては,はじめに受診した整形外科病院で,そちらを紹介していただこうと考えています.

 そこで,受診までに気になる以下の点についてお答え願えませんでしょうか.
①反張膝は,そちらで対応していただけますか.
②このような症状の場合,何歳くらいまでに治療が必要なのでしょうか.

 遅くなると治りにくいものなのでしょうか.
③一般的な治療は,手術・装具などの選択になるのでしょうか.

 一般的なご意見で結構ですので,よろしくお願いいたします.

参考文献

1) Salenius P, Eila Vankka:The development of the tibiofemoral angle in children. J Bone Joint Surg Am 57:259-261, 1975
2) Kamegaya M, Shinohara Y: Gait disorders and leg deformities in children. J Orthop Sci 7:154-159, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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