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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科44巻5号

2009年05月発行

文献概要

連載 小児の整形外科疾患をどう診るか?―実際にあった家族からの相談事例に答えて・25

先天性内反足遺残変形

著者: 亀ヶ谷真琴1

所属機関: 1千葉県こども病院整形外科

ページ範囲:P.490 - P.491

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相談例「先天性内反足遺残変形」

 初めてメール致します.私の息子は現在10歳になりますが,生まれた時から先天性中足骨内反と診断され,某小児施設で治療を受けました.デニス・ブラウンを1歳頃まで装着し,つかまり立ちもでき歩けたので治療を終わりました.完治と安心していたのですが,成長するにつれ靴選びが難しくなり困っています.走ることもできるので他から見るとなんで靴を踏んで歩くのか,態度が悪いと学校の先生からは叱られることもあるほどです.その度に,大きめの靴を探し歩いています.なかなか甲高,幅広4Eでも入らずアシックスの靴でスーパーワイドと言う大きめな物を買って履かせています.土踏まずもほとんどなく,ベタベタと歩くので仕方ないと思うのですが,成長期なのでサイズが次々変わり靴代がかかり困っています.サイズを探すのも一苦労で,この先オーダーメイドで作るしかないのかと悩んでいます.何かよい治療法方はあるのでしょうか? 何かよい方法があれば教えてください.よろしくお願いいたします.

参考文献

1) Rushforth GF:The natural history of hooked forefoot. J Bone Joint Surg Br 70:530-532, 1978
2) Peterson HA:Skewfoot (forefoot adduction and heel valgus). J Pediatr Orthop 6:24-30, 1986
3) Ponseti IV, Becker JR:Congenital metatarsus adductus:the results of treatment. J Bone Joint Surg Am 48:702-711, 1966

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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