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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科44巻9号

2009年09月発行

文献概要

誌上シンポジウム 高齢者骨折と転倒予防

病院における「転倒予防教室」の運営方法

著者: 岡田知佐子1 柏口新二1 上野勝則2 室生祥3 紙谷武1 田中尚喜4 上内哲男4 小松泰喜5 武藤芳照5

所属機関: 1東京厚生年金病院整形外科 2東京厚生年金病院内科 3東京厚生年金病院リハビリテーション科 4東京厚生年金病院リハビリテーション室 5東京大学大学院教育学研究科身体教育学講座

ページ範囲:P.883 - P.888

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 東京厚生年金病院にわが国初の「転倒予防教室」が誕生してから11年が経過し,約530名が教室を修了した.教室の内容は健診(内科・整形外科健診,健脚度®測定など)および個別的な運動・生活指導である.教室参加により運動機能の有意な改善がみられ,また転倒・骨折数を減らすことができた.「教室」は手厚い人員配置により効果的で,無理なく楽しい運動を実践しているが,リスク管理,人件費の費用効率,教室修了後の機能維持などの課題がある.

参考文献

1) 武藤芳照,長谷川亜弓,太田美穂・他:転倒予防教室のめざすもの.Monthly Book Medical Rehabilitation 65:107-117,2006
ソフト.コミュニティケア71:110-114,2005.
3) 奥泉宏康,黒柳律雄,長谷川 伸・他:医療機関における転倒予防教室.リハ医学43:83-86,2006
4) 大高洋平,岩本 潤,倉上光市・他:病院と地域それぞれにおける転倒予防.Osteoporosis Japan 14:105-107,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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