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誌上シンポジウム 骨粗鬆症診断・治療の新展開
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著者: 吉川秀樹1
所属機関: 1大阪大学大学院医学系研究科・器官制御外科学(整形外科)
ページ範囲:P.880 - P.880
文献購入ページに移動診断面では,伊東昌子先生には,三次元データに基づいて任意の断面での再構成画像を解析することが可能なMDCTによる骨質評価と骨折リスクとの相関について解説していただき,大西五三男先生には,有限要素法による構造解析により,患者固有の三次元骨構造,骨量分布,材料特性分布を明らかにし骨強度評価を行う新手法について述べていただいた.一方,斎藤充先生には,材質からみた骨質評価という観点から,骨コラーゲンの過老化と関連の深い血中・尿中ペントシジン値や血中ホモシステイン値と骨折リスクの相関を紹介していただいた.
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