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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科45巻4号

2010年04月発行

文献概要

書評

『人口膝関節置換術―手技と論点』―松野誠夫,龍順之助,勝呂 徹,秋月 章,星野明穂,王寺享弘●編 フリーアクセス

著者: 津村弘1

所属機関: 1大分大・整形外科学

ページ範囲:P.371 - P.371

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 まず,大変面白い本である.

 ここ10年ほど,人工膝関節置換術を巡っては,基礎研究,臨床研究,新機種の発表など話題に事欠かない.人工膝関節置換術の進歩に対して,日本の整形外科医が大きく貢献しているのは周知の事実である.この本は,同じ編集者たちで作成された『人工膝関節置換術―基礎と臨床』(文光堂)と対をなすものであり,主として手術手技に焦点を当てたものである.人工膝関節置換術の手術手技においては,現在はまさに百家争鳴の時代であり,多くの学会でディベートやクロスファイヤが企画され,呼び物となっている.このようなディベートを書物にしたものが本書である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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