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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科46巻10号

2011年10月発行

文献概要

整形外科/知ってるつもり

股関節インピンジメント Femoroacetabular impingement(FAI)

著者: 内田宗志1

所属機関: 1産業医科大学若松病院整形外科

ページ範囲:P.926 - P.929

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 股関節インピンジメントは英語ではfemoroacetabular impingement(以下,FAI)と呼ばれ,直訳すると大腿骨寛骨臼挟み込み症という.一般的に患者が理解しやすいように,本稿では股関節インピンジメントと呼ぶこととする.

 FAIとは,股関節を構成する2つの寛骨臼および大腿骨がお互いに挟み合わさっている状態のことである.スポーツなど激しい動きをするときに衝突し合うことで,関節軟骨や関節唇が損傷されている状態のことをいう.

参考文献

1) Philippon MJ, Maxwell RB, Johnston TL, et al:Clinical presentation of femoroacetabular impingement. Knee Surg Sports Traumatol Arthrosc 15:1041-1047, 2007
2) Philippon MJ, Stubbs AJ, Schenker ML, et al:Arthroscopic management of femoroacetabular impingement:osteoplasty technique and literature review. Am J Sports Med 35:1571-1580, 2007
3) Philippon MJ, Weiss DR, Kuppersmith DA, et al:Arthroscopic labral repair and treatment of femoroacetabular impingement in professional hockey players. Am J Sports Med 38:99-104, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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