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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科46巻10号

2011年10月発行

文献概要

連載 成長期のスポーツ外傷・障害と落とし穴・12

股関節

著者: 田島卓也1 帖佐悦男1

所属機関: 1宮崎大学医学部整形外科

ページ範囲:P.943 - P.945

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診断のポイント

 診断のポイントとして,問診による詳細な病歴や自覚症状(安静時痛の有無など)および運動時の痛みの出現状況の聴取は重要である.次いで,歩容,下肢アライメントを確認し,動作時またはストレス時痛などをチェックする.特に痛みが誘発される姿位の確認は重要である.また股関節周囲の筋力低下や筋委縮・筋拘縮そして隣接関節,とくに膝関節や腰部のチェックも重要である.次いで,画像検査として単純X線およびMRIなどで順次診断を進める.

参考文献

1) 仁賀定雄,池田浩夫:骨盤・股関節・大腿の障害.MB Orthop 23(5):95-107,2010
2) 杉山 肇,堀内忠一,中村祐敬・他 股関節唇損傷に対する関節鏡.関節外科27(臨時増刊号):120-126,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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