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『図解 腰痛学級 第5版』 フリーアクセス
著者: 菊地臣一1
所属機関: 1福島県医大・整形外科学
ページ範囲:P.1179 - P.1179
文献購入ページに移動捉え方の変化の代表的な点として,まず,急性腰痛の単なる遷延化が慢性腰痛ではないということが明らかになった.そして,関与因子として心理・社会的因子が,われわれが従来認識していた以上に早期から深く関与していることもわかってきた.次に,非特異的腰痛はできるだけ医療の対象化にしないことの重要性への認識,すなわち自己管理の推奨である.最後に,患者自身が治療の選択,実施の遂行に積極的に参加することが治療成績や満足度を考えるうえでも大切である点がわかってきたことである.
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