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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科47巻2号

2012年02月発行

文献概要

連載 整形外科最前線 あなたならどうする?・2

整形外科最前線 あなたならどうする?

著者: 松原秀憲1 渡邊孝治1 土屋弘行1

所属機関: 1金沢大学附属病院整形外科

ページ範囲:P.135 - P.137

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症例

患者:58歳,男性

主訴:左足関節部痛

既往歴:特になし

現病歴:2003年6月,重量物が左下腿を直撃し,Gustilo typeⅢbの左脛骨粉砕開放骨折を受傷した(図1).同日近医で洗浄,デブリドマンおよび固定と脚長保持を目的に単支柱型そう外固定器(Monotube)を装着された(図2).しかし脚長差,骨欠損を認めるということで受傷後3カ月に当院に紹介された.

参考文献

1) 松原秀憲,土屋弘行,渡邊孝治・他:骨欠損を伴う脛骨偽関節に対してTaylor Spatial Frameを用いBone transportを行った1例,日本そう外固定・骨延長学会雑誌16:1-6,2005
2) 大野博史,木下裕光,安井夏生・他:Bone transportによる骨欠損を伴った脛骨偽関節の治療.中部整災誌43:73-74,2000
3) Paley D, Catagni MA, Argnani F, et al:Ilizarov treatment of tibial nonunions with bone loss. Clin Orthop 241:146-65, 1989
4) 安竹秀俊,赤崎外志也,土屋弘行・他:そう外固定器を用いた変形矯正,骨延長術Bone transportによる感染性偽関節の治療.OS NOW25:133-7,1997
5) Weber BG:Pseudoarthrosis. Hans-Huber, Bern, 1976

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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