icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科47巻3号

2012年03月発行

文献概要

誌上シンポジウム 大震災と整形外科医

DMATにおける大災害下の医療活動の経験から

著者: 谷川攻一1

所属機関: 1広島大学大学院医歯薬学総合研究科救急医学

ページ範囲:P.231 - P.234

文献購入ページに移動
 2011年3月11日の震災は,これまでに経験したことのない規模の地震,巨大津波による被害,そして福島第一原子力発電所の事故を特徴とした複合型災害である.地震発生後,巨大津波により2万人近くの人命が失われ,被災地では広範囲におよぶインフラストラクチャーが損壊した.また,福島第一原子力発電所事故では緊急避難において犠牲者が発生した.多くの医療機関が被害を受け,避難あるいは機能低下を強いられる中で,災害急性期において活動する災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team:DMAT)が全国から現地へ赴いた.

参考文献

1) DMAT事務局:平成23年度技能維持研修資料
2) 厚生労働省医政局指導課長:日本DMAT活動要領について(通知).平成18年4月7日
3) 厚生労働省:平成23年度東北地方太平洋沖地震の被害状況及び対応について(第12報),平成23年3月14日
4) 厚生労働省:第18回社会保障審議会医療部会資料.東日本大震災等に係る状況.平成23年6月8日
5) Tanigawa K, Hosoi Y, Hirohashi N, et al:Evacuation from the restricted zone of the damaged Fukushima nuclear power plant:Facing with the reality. Resuscitation 82:1248, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら