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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科47巻4号

2012年04月発行

文献概要

連載 成長期のスポーツ外傷・障害と落とし穴・17

腰椎

著者: 濱中秀昭1 帖佐悦男1

所属機関: 1宮崎大学医学部整形外科学

ページ範囲:P.379 - P.381

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診断のポイント

 診断のポイントは,詳細な病歴の聴取に際し,腰痛発症時の誘因の有無,発生状況や自覚症状(自発痛や下肢への放散痛など)の聴取である.次に,姿勢の異常,腰椎可動域制限や疼痛の誘発,疼痛の部位(叩打痛の有無など),tension signの有無,神経症状の有無などをしっかりチェックする.確定診断のための画像診断として,X線やMRIを実施する.必要に応じ脊髄造影や造影CT,選択的神経根ブロック,椎間板造影など考慮する.

参考文献

1) Maloon JC, Kopitnik TA, Schulhof LA, et al:Diagnosis and microsurgical approach to far-lateral disc herniation in the lumber spine. J Neurosurg 72:378-382, 1990
2) 濱中秀昭,久保紳一郎,黒木浩史・他:外側型腰椎椎間板ヘルニアの術後成績.J Spine Res 1:2144-2147,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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