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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科47巻7号

2012年07月発行

文献概要

連載 成長期のスポーツ外傷・障害と落とし穴・20

大腿部

著者: 河原勝博1 帖佐悦男1

所属機関: 1宮崎大学医学部整形外科

ページ範囲:P.655 - P.658

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診断のポイント

1) 1年以上の経過がある.

2) 大腿部四頭筋の収縮で腫瘤が増大する.

3) 安静時に痛みがなく,運動時に痛みを認める.

4) 大腿部には発赤,熱感などは認めない.

参考文献

1) Akata S, Ohkubo Y, Jinho P, et al:MR features of a case of chonic expanding hematoma. Clin Imaging 24:44-46, 2000
2) 土肥美智子:軟部組織・関節の非腫瘍性疾患―筋外傷.画像診断31:874-880,2011
3) 深谷 茂:肉ばなれ(新鮮例).臨床スポーツ医学(臨時増刊号)8:98-100,1991
4) Huard J, Li Y, Fu F:Muscle injury and repair:current trends in research. J Bone Joint Surg Am 84:822-832, 2002
5) 岩本幸英(編):骨・軟部腫瘍外科の要点と盲点.文光堂,東京,2005
6) 奥脇 透:トップアスリートにおける肉離れの実態.日本臨床スポーツ医学会誌17:497-505,2009
7) 高澤晴夫:肉離れの治療方針.整形外科MOOK 1 B:119-122,1983
8) 高澤晴夫:肉ばなれ(陳旧例).臨床スポーツ医学(臨時増刊号)8:101-104,1991
9) 武田 寧,内山英司:スポーツ損傷としての肉離れの疫学的調査―スポーツ種目特性,年齢.MB Orthop 23(12):1-10,2010
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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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