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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科48巻1号

2013年01月発行

文献概要

連載 成長期のスポーツ外傷・障害と落とし穴・26

手関節

著者: 村上恵美1 帖佐悦男1

所属機関: 1宮崎大学医学部整形外科

ページ範囲:P.43 - P.46

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診断のポイント

1) 持続する手関節痛や腫脹の残存.

2) snuff boxや舟状骨結節に圧痛を認める.

3) 手関節2方向撮影に加えて,舟状骨撮影(回内斜位,尺屈撮影)(図2)を行う.

4) X線像で骨折線が不明瞭でも症状が持続する際はCT,MRIなどを追加する.

参考文献

1) 亀田正裕,長田伝重,高井盛光・他:当科における舟状骨偽関節の治療成績.骨折31:454-456,2010
2) 草野 望:舟状骨骨折の画像診断.関節外科31(8):26-35,2012
3) 村岡邦秀,尾上英俊,木村一雄・他:当院での舟状骨偽関節に対する治療.整形外科と災害外科60:72-75,2011
4) 坂本相哲,土井一輝,服部泰典・他:舟状骨偽関節における治療方法の選択.日手会誌24:532-534,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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