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文献概要
臨床経験
Hansson pinを用いた大腿骨頚部骨折の治療成績
著者: 青戸寿之1 加藤充孝1 大野義幸1 安良興1 清水孝志1 平川明弘1 村尾浩樹1 京仁寿1
所属機関: 1岐阜市民病院整形外科
ページ範囲:P.1147 - P.1150
文献購入ページに移動対象と方法:平成21年(2009)1月から平成23年(2011)12月の間に治療を行い,6カ月以上の経過観察が可能であった24例を対象とした.臨床所見と画像所見で評価を行った.
結果:全例,歩行能力は維持あるいは1段階までの低下で保たれた.骨癒合は83%,再手術は5例であった.
まとめ:骨癒合は良好であったが,再手術は比較的多く認めた.Hansson pinの設置位置の再確認が必要と考える.
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