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臨床経験
脊椎手術後の疼痛に対するプレガバリンの早期投与の検討
著者: 池上仁志1 久津間智允1 木下哲也1 森下恭資1 村添與則1 朝日盛也1 熊倉剛1 田中行夫2 新山和寿2 斉藤和裕2
所属機関: 1医療法人小宮会貢川整形外科病院整形外科 2医療法人小宮会貢川整形外科病院麻酔科
ページ範囲:P.309 - P.313
文献購入ページに移動対象と方法:脊椎疾患の手術を受けた患者34例をロキソプロフェン単独群(以下,単独群)とロキソプロフェンとプレガバリン併用群(以下,併用群)の2群に割り付けを行い,VAS値の変化と患者による印象について評価した.
結果:併用群においてVAS値と患者による印象評価の高い改善効果が認められた.併用群において,めまい,眠気,ふらつき,浮腫の副作用が認められたが服薬中止に至る症例はなかった.
まとめ:脊椎手術後の疼痛に対する早期プレガバリンの投与は有用である.
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