文献詳細
連載 医者も知りたい【医者のはなし】・57
文献概要
■はじめに
名古屋玄医は,京都で活躍し,漢方に新しい流れを呼び起こした医者である.それまでは,田代三喜や曲直瀬道三に代表される「後世派医学」と呼ばれる医学が主流であったが,玄医は昔からの『傷寒論』の基本に立ち返った治療に戻した.黒田藩の貝原益軒より3年先輩の医者である.
名古屋玄医は,京都で活躍し,漢方に新しい流れを呼び起こした医者である.それまでは,田代三喜や曲直瀬道三に代表される「後世派医学」と呼ばれる医学が主流であったが,玄医は昔からの『傷寒論』の基本に立ち返った治療に戻した.黒田藩の貝原益軒より3年先輩の医者である.
参考文献
1) 鈴木 昶:日本医家列伝 大修館書店,2013
2) 花輪壽彦:漢方医人列伝「名古屋玄医」.http://www.tsumura.co.jp/password/m_square/today/tkt/b049.htm
3) 上田正昭・他:日本人名大辞典 講談社,2001
4) 京都の医学
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