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連載 医者も知りたい【医者のはなし】・57
名古屋玄医(1628~1696) 漢方古方派医学の祖
著者: 木村專太郎1
所属機関: 1木村専太郎クリニック
ページ範囲:P.584 - P.586
文献購入ページに移動名古屋玄医は,京都で活躍し,漢方に新しい流れを呼び起こした医者である.それまでは,田代三喜や曲直瀬道三に代表される「後世派医学」と呼ばれる医学が主流であったが,玄医は昔からの『傷寒論』の基本に立ち返った治療に戻した.黒田藩の貝原益軒より3年先輩の医者である.
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